サザエさんの家とは…
神奈川県鎌倉市に実在した廃屋を舞台にした幽霊屋敷譚。
モデルとなった廃屋は2003年末に起きた不審火により
建物の一部が焼失したため更地にされたが、
『鎌倉市にはサザエさんの家という幽霊屋敷が実在する』
という話がインターネット上や口コミを介していまだに流布している。
こうした事からサザエさんの家とは
実在する廃屋を題材に口承・伝承を介して誕生した一種の都市伝説とも言える。
なお鎌倉には、このほかにも名越のお化けトンネルなど
著名な心霊スポットが少なくない。
サザエさんの家に関して流布している伝承としては
『名前の由来』『廃屋となった由来』『実際に起きた心霊現象』
の3点に関する物が主である。
『サザエさんの家』という名前がついた理由については
『廃屋入り口にサザエさんに登場する一家の名字と書かれた表札がかつてあった事に由来している』
という伝承が広く知られているが真偽は不明。
またいつ頃からこの俗称が広まったかについても良くわかっていない。
しかし、インターネット上にあるオカルト系の情報を扱うサイトを調べると
2001年頃には既に『神奈川県内における有数の心霊スポット』として
『サザエさんの家』が扱われている事が確認できる。
廃屋となった由来については『かつて住人が皆殺しにされた』
(皆殺しとなった理由については特に定説はない)というものがほとんどであるが
中には『ただ単純に地権者側の相続問題で無住になっているだけ』
という実態をある程度継承した伝承もある。
(ただし、相続問題によって無住になっていると
地権者側が積極的に公開しているような事実は見られないので
これも口コミなどを介して広まった伝承である可能性が高い)
幽霊現象については多種多様な話が伝わっているが
よく見られるものとして『夜中に武者が徘徊する』『秘密の地下室がある』
『特定の条件下において別の幽霊屋敷が出現する』というものがある。
また『室内に人形が散らばっている』『実は人が居住している』など
付近にある他の幽霊屋敷伝承と混同された物も多い。