第4話 後編 - Strawberry Dreamer - いちご文庫

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小説タイトル

作者情報

  • 中野 珠

    新潟生まれ新潟在住、ゲームシナリオライター兼小説家。
    主に女性向け恋愛ゲームを製作。
    小説は恋愛からファンタジー、歴史まで幅広く執筆中。

Strawberry Dreamer

第4話 後編

小説挿絵 「お望み通りに」
 瞬間、エンドウさんの口が私の乳首をとらえた。ちゅっ、ちゅっと軽く吸い上げてくる。唾液を絡ませ、指でくりくりと捏ねまわして、舌と指先で両の乳首を蹂躙する。
「ああっ、ああっ、あんっ……!」
「いい声だね……ほんと、可愛いよ。もっともっと、聞かせて」
 乳房に力が加わって、より強く愛撫され始めた。首筋からデコルテへ、乳首から腰回りに伸びていく舌は、私の淡い繁みのところまで達した。
「クンニは好き?」
 もう、身体の感覚がひどく敏感になっていて、エンドウさんのすることならなんでも受け入れてしまいそうだった。
「あっ……す、好きです……」
「でもこれ以上はベッドの上でした方がいいね。よっと」
「きゃっ」
 抱き上げられ、フワフワした気持ちのまま夜景の美しいベッドルームに移された。
「俺のお姫様、わかなちゃん。これからもっと、気持ちよくなってもらうからね」
「……エンドウさんは?」
「俺は君がすごく気持ちよくなってもらった、そのあとでいいよ。そう何回もイケないしね」
 エンドウさんは私に覆いかぶさってきて、またキスをした。
 さっきより、息が二人とも荒くなっている。
「よかったら、……俺の頭をぐしゃぐしゃって、いじって。耳とか、額とか、触って」
「……はい」
 脚を開かされ、膝を立てるように言われた。右の太腿をつかまれ、フロアライトのもとでそのままじっくり、見られた。
「綺麗だよ、わかなちゃん。かわいいアソコだね。ちっちゃいし、ピンクだし」
「や……っ」
「自分で見たことない?」
「ないですようっ」
「じゃ、君の分まで俺がじっくり見て、触ってあげる。……ところで、クリ派? ナカ派?」
「ナカでイッたことないんです……」
「楽しみが増えたなあ。じゃ、潮とかも噴いたことないんでしょ」
「ないです……」
「じゃあ今日は、練習編てところかな」
 言うなりエンドウさんは太腿をつうっと撫でるように舐めてきた。
 さっきの乳首の愛撫でかなり感覚が高まっている私。エンドウさんの手と舌でどんどん淫らな気分になっていく……。
「んっ……!」
「濡れてるね……すごく。ライトに光って、すごくやらしい」
 膣に指を一本挿入され、ゆっくり掻きまわされた。
 いやらしい音を立てる私のアソコ。
「興奮する?」
「ん……っ、あ……、はい……っ」
 指で掻きまわされながら、舌がクリトリスに向かう。丹念なクンニリングスに、身も心もとろけるような気分になる。
「エンドウさん……」
「ん?」
「もっと、してください……」
「うん、ここも、すごくトロトロで熱くなってて、『してください』って言ってるよ」
 エンドウさんは余裕を感じさせる悪戯っぽい声で私を言葉責めしてきた。でも乱暴ではないし、ソフトだし、今までこんな思いをしたことがなくて、私はもっともっと行為に溺れていった。
 クチュ……クチュッ。
「あん……は……っ」
 エンドウさんは無言になり、私を愛撫することに集中しているようだ。
 クリトリスを舐めながら、指はナカを探っている。ときどきかじったり、強く舐め上げたり、左右に揺さぶるようにいじられたり。両手と舌で心行くまで愛撫されて、私はかなり息が荒くなっていた。
(あっ、……もう少しでイキそう……)
 身体が熱くなって、階段を上るときのように一歩一歩、快感が強くなっていく。
 もう少し、あともう少し……。
「エンドウさん、イキそう……っ」
「ふふ、そう簡単にはイカせないよ」
「意地悪っ……」
「イキたい……!」
「分かったよ、ほら、これでどう?」
 クリトリスを口に含んで、クチュクチュと舐め回される。同時に秘裂を指で混ぜるように指を出し入れして、ナカとクリ両方を責められて私は思わず背中をのけぞらせた。
「あんっ、あ……っ! イッ……、イク……!」
「イキな」
 舌と指の動きがどんどん激しくなる。階段を上って、ばたん! と扉を開いたような感覚があって、その次の瞬間、私は絶頂に達した。
「ああ……っ! あんっ、あんっ、ああっ」
 私がイクと、エンドウさんはそっと私の脚を閉じ、横たわらせて寄り添うように身体を密着させてきた。
「気持ちよかった?」
「はい……すごく……」
 正直、こんな丁寧な愛撫は生まれて初めてだ。恋人だって、こんなに長い時間かけてしてはくれなかった。クンニだっておざなりだったし、イク前に疲れたと言ってやめられたこともあった。イキたいのにイケないことが何度もあった。それなのに……。
「エンドウさんって、優しい……」
「俺が? 優しくないよ、欲望に忠実なだけ。だから、こっちもちゃんとイカせてもらうよ、いいね?」
「はい……」
「立てる? 四つん這いになれるかな?」
「え……もしかして」
 バックで入れられちゃう? と不安になっていたら、その不安を見透かしたように笑われた。バスタオルを敷き、ローションをたっぷりエンドウさんのモノに塗ってあげる。私のアソコにも塗る。
「……うわ、もう塗られただけでイキそう。ちょっと、手コキしないで! わかなちゃん、イッちゃうから!」
「ふふっ」
 エンドウさんがやりたがっていたのは、ちょっと難しいバック素股。悪いお客さんだと入れられてしまうこともあるから要注意の体位らしい。
「ゆっくりね。ゆっくりでいいから」
 左手でモノを支えながら、私のアソコの肉をこすりつけてイカせてあげる。本当にスローなのに、エンドウさんのモノがどんどん膨張していくのが分かった。
「私も、気持ちい……っ」
「今度はもっと、いろんなことしような。おもちゃとか……ソフト SMとか、いろいろプレイしような」
「……はい……」
 二人して艶めかしい吐息を吐きながら素股を続けていると、クリトリスが刺激されていてまたイキそうになった。
「エンドウさん……っ、イク……っ」
「俺もイクから……っ! あっ……!」
 擦りつけていた先端から勢いよく精液が溢れ出してきて、私の胸まで濡らした。
 生温かい感触に、ついついエンドウさんがいとおしくなってしまう。
「すご……こんな気持ちいいの、初めてかも……」
「ほんとですか? エンドウさん……」
「うん……とりあえず、シャワー浴びよ」
 ローションのべたべたを洗い流して、綺麗に身体を洗った。
少し身体が温まったのでベッドの上でいちゃいちゃする。
「また呼ぶよ。楽しかった、ありがとう。わかなちゃん」
「私もすごく気持ちよかったです……」
「そう言われると呼んだ甲斐があったなあ。俺もすごく気持ちよかったよ」
 百五十分があっという間だった。
 私は彼に丁重にお礼を言って、部屋を出ようとした。
「あ! お金!」
「……そうでしたね」
「本当は最初に貰っておくものなんだよ。忘れないでね。って、俺が忘れてどうするんだって」
「ありがとうございました。まだ呼んでくださいね」
 エンドウさんと別れたあと、すぐに次の予約が入っていた私は車に乗せられて仕事をもう一本、こなした。
 そのお客さんはフェラと全身にキスをするだけでイッてしまったので、すごく楽だった。
「ただいま帰りました」
 事務所に帰ってきた私は、売り上げをそのままいったんマネージャーさんに渡す。
「お疲れ様、わかなさん。初回からラッキーだったけど、百五十分と九十分、頑張ったねえ。今日は疲れただろうから、この辺でいいよ。……明日も来られるならね。どう? 今日限りなら、あともう一本くらいやってもらいたいんだけど

「それは……入店ってことでいいですか?」
「どうかな? 本入店なら、今日売上プラス十万円出せるけど」
 考える余地はなかった。これなら絶対に借金が返せる!
「今日からお願いします! 入店させてください!」
 天野さんはにっこりして、頷いてくれた。
「よし、これから一緒に頑張ろうね! わかなさん!」
 私の風俗嬢としての本格的なスタートが、今切られた――。


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第5話 前編は6月4日公開です

■注意■

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