以前、私自身が書いた【自分で体験した性病について】で性病について学んだ事があります。
それは粘膜接触=喉・性器・口などにも感染すること。

性病とはいえ、性行為だけで感染するわけではない事があります。

例えばよく目にするのは喉の性病
☆咽頭クラミジア(私の場合は無症状)
☆咽頭淋菌(インフルエンザ並みの高熱と唾も飲み込めないほどの喉の痛みがあった)
ですが、お客様が性器にコンジローマを患っていた場合、目視でわからなかった場合やコンジローマを知らなくて、“よくあるイボみたいなもの”と判断した場合に、“生フェラ“をした場合は免疫力の低い人や口の中に傷があったりした場合、口の中にもコンジローマは感染する可能性があります。

これは性病の検査キットには含まれていない項目になります。出来て初めて診察してわかることがほとんどです。咽頭の検査は大体が上記の2種類になります。

口内炎とコンジローマの違い☆

口内炎は口の中に痛みがある場合がほとんどです。口内炎は自然に治る場合もある。
コンジローマは痛みがない。放置していてイボが広がるようならば、治療しないと直りません。イボが大きくなったり増えたりした場合は口腔外科・性病かを受診してください。
どんな性病でもそうですが、お客様の性器に異変を感じたら、サービスの継続をできないということを告げ、お店に連絡をしましょう。
この時に“コンドームを付ければ大丈夫でしょ“なんていう人も少なからずいると思いますが、【感染リスクがある以上はサービスは中断です】自分の体に感染リスクがあるのに、無理にサービスを行うことはしてはいけません。

特に風俗のお仕事は性的サービスの中に【生フェラ・スマタ・アナル舐め】等オーラルセックスとい言われる内容が含まれています。
それは感染リスクがあるものだからこそ、先に自分が性病などを知っておいて回避することも必要だと思います。

自分が働かないと私たち風俗のお仕事はお給料にならないし、毎日出勤してそのお給料が生活費としている場合は一気に生活が苦しくなってしまいます。

私も自分自身が無知ゆえに回避することを知らず、自分の免疫力のなさで休まなければいけなかった期間がある事、完治までにすごい時間を費やしたことは、もっと先に性病かもしれない病変を目で見てわかるようになっていればと思う事もありました。

風俗のお仕事で毎日いろいろなお客様を相手にするからこその知識って必要ですね♪

私がＭ性感のお店で出会った性病であるお客様の病変について書きたいと思います。

お客様が完全受け身で女性にはタッチ禁止・フィニッシュもハンドサービスのみのお店に在籍していた時の事です。

洗体を行う際にゆっくりと性器を洗うようにするのですが、性器に手を伸ばそうとするとお客様が自分の手で性器を隠すようにするのです。
他の部分を洗う時には、手で隠すようなことはしないのに、性器だけは庇うような動きをするので、横から手を伸ばし性器を確認しながら洗ってみたところ、“カリの周りにトサカ状のイボがたくさんできている“

私が、“その状態について気づいた”ので、時間内はサービスを続けましたが、両手にグローブでのサービスのみ。もちろんお客様も異変に気付いたので、全然勃つこともできずに時間は終了。

お店に戻りスタッフさんに先ほどのお客様コンジローマですと報告をしたのですが、“ふーん”という感じで履歴にも情報を入れることは無かったようです。
ハンドフィニッシュだから大丈夫でしょ、という感覚なのでしょうが、ちょっと無いなって感じでした。

このお客様が他の風俗に行かない事はないし、そこまでイボが沢山あるのに平気で風俗を利用できるということは、同じように自分の体に異変があっても、平気で風俗を利用する心ない人もいるのは事実です。

接客するのはスタッフさんでもない、女の子なので自分がわかる限り、いくらでもサービスの中断も判断できるので、コラムを読んだ方にはいろんな種類の性病がある事を知ってもらえたらいいなと思います。

性病で検索するとグロテスクかもしれませんが画像が出ます。
それで男性の場合に出る症状や皮膚の状態など、万が一自分がそうかもと思ったときにもどんな感じになるのか知っておくと便利です。

私も自分自身が罹ったものしか知識的には詳しくありませんが、その中でも完治までの時間や風俗で働くにしても、業種を変えなければならなかったことなど、今でこそそれが自分が変われるきっかけに繋がりますが、みんながそうなれるわけではありません。
どの業種でも自分に合う環境はなるべく変えたくないのが本心だとおもうし、一気に仕事の環境が変わることに慣れにくい人もいるから、性病のリスクはなるべくなら減らしたいですね。

自分の体に負担が少しでもかからないように、風俗のお仕事をしていたら切り離せない性病は、プライベートのパートナーにもお仕事がバレないためにもしっかり覚えましょう♪