2024/02/03 10:24

デリヘルスタッフのくも
過去と現代を繋ぐ物語
性戦 第7話 ~Gifts and returns~
俺をよそ目にゲス川はオフィスへ戻ってから
オフィス内をちょこまかと器用に動き回ってるようだ。
まるで働きアリと言いたいところだが、黒く図体のデカいゲス川はさしずめ黒豚だ。
“あなたは熱くなると周りが見えないのね。”
昔、ある女に言われたセリフだ。
“俺が熱くなるのはお前だけだ。”
そんな言葉を女は待っていたのだろうか?
いや、俺がそんな気の利いた男じゃない事ぐらいわかっていただろう。
今となってはどうでもいい事だ。
―過去の思い出レストランを巡っても、出てくるメニューは全てほろ苦いブラックコーヒーだけだ―
『どうぞでげす。』
驚いて声の主を見る。
いつの間にか俺の後ろに立っていたゲス川が缶コーヒーを差し出していた。
こいつが俺にギフトをする時は決まってリターンを求めている。
―今、ゲス川に渡せるギフトはない―
一度はそう考えたが差し出された缶コーヒーを見た。
微糖。
こいつなりに今の俺を理解っている。
俺は缶コーヒーを受け取った。
ゲス川は後ろから俺の横に立ち、デスクのディスプレイモニターを覗き込んできた。
俺は即座に≪痴女りたい≫のWEBサイトを落とした。
To Be Continued・・・
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