2024/02/13 10:46

デリヘルスタッフのくも
過去と現代を繋ぐ物語
性戦 第13話 ~In a dream~
ソファーはロータイプをチョイスした。
ロータイプというか座椅子タイプだ。
やはりこれもお気に入りのセレクトショップドン・キホーテで購入したものだ。
合皮張りの逸品で確か二万円はしなかったと思うが…
さすがに高級すぎてクレジットカードで支払った記憶は忘れない。
サイドテーブルにはデスクトップパーソナルコンピューター。
これはあくまで余談だがサイドテーブルもやはりIKEAで買ったものだ。
千円だ。
俺のように一流の男は一流を好む。
仕方があるまい。
俺はおもむろにパソコンを立ち上げた。
機械音とともにディスプレイモニターに映る女の姿。
その女は手で恥ずかしそうに胸を隠している。
童顔からは不釣合いな程に大きなバスト、ウエストからヒップへのなだらかなボディーライン。
初めてこいつを見かけた時からもう十年近く経っただろうか?
コツコツと下積みを重ねてスターダムへと駆け上がり今も変わらず第一線で活躍している。
そんな彼女は歌がとても上手い。
何度も聞かせて貰ったのは良い思い出だ。
だが、今となってはもう手の届かない存在だ。
夢の女が頭をチラつく。
そもそも会った事も無い女の事を考えるのは俺の主義じゃない。
今度、暇を見つけて背景画像を変える事にしよう。
頭を振り払い、キーボードを叩いた。
≪痴女りたい≫
―次の休日は三日後、決着(と書いてケリ)をつけるしかない―
暫くウエブサイトを眺める。
知りたい内容を入力する。
ズラリと出てくる真偽の定かではない有象無象の調査結果。
一昔前じゃこんな芸当一流の探偵だって出来なかった。
情報は多いに越した事は無い。
情報が無ければ依頼は達成出来ない。
鍵を握るのは人じゃない、物じゃない、ましてや時間でもない。
鍵はいつでも情報が握っている。
経験がそう告げていた。
必要な情報はスマホのメモ機能に留めおく。
俺はそこまでするとようやく腰を上げてかび臭い布団へと潜り込んだ。
目を閉じると途端に眠りに入りそうだ。
今日は夢でどの女と遊ぼうか?
To Be Continued・・・
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