エイズと⾔えばコラムで触れるのは初めてのことですが、私⾃⾝⼩学6年⽣の時の⾃由研究で勉強した内容。今と昔とは認識も変わってきていることや医療が発達してきているので、⾵俗で働く⼥の⼦にも知っておいてほしいと思って今回はテーマにしました。
HIV(エイズ)ってなに?
後天性免疫不全症候群(こうてんせいめんえきふぜんしょうこうぐん)と⾔って、
HIV ウイルスに感染すると体の免疫⼒が壊され免疫機能が低下してしまう病気です。感染する前では発症しなかった弱いウイルスが暴れ出し、いろいろな症状が現れ『ひよりみ感染』などを引き起こす病気です。
昔は感染すると⽣存率が低いと⾔われていたHIVですが、近年では医療が発達し⾃宅でできる検査キットでもHIV の検査項⽬が選べるものが増えています。⾃治体の保健所の検査でも匿名で検査ができる場所があるので、⾃分の⽣活圏内で調べておくと良いと思います。
HIVの感染経路
主に感染ルートとしては、性交渉・⾎液感染・⺟⼦感染となっていて、⾵俗のお仕事をしている⼥の⼦はHIV についての知識として知っておいてほしいです。ただ、怖いという思いだけではなく、知識と理解があることが重要だと思います。HIVウイルスは⾮常に弱いウイルスなので性交渉や⾎液、体液での接触がない限り、空気感染や⽇常⽣活で感染することは、ほぼ0に近いという病気です。
性交渉による感染
最も多いと⾔われている感染ルートです。 HIVは⾎液や精液、膣分泌物に多く含まれているため、性器やアナル、⼝などでの粘膜接触や傷⼝に触れると感染の可能性があるそうです。
⾎液での感染
HIVが混じってしまった⾎液の輸⾎や、薬物使⽤での回し打ちといった注射器の共有、医療現場・献⾎などの針刺し事故などによって感染の可能性があります。 ⽇本の医療現場では使い捨ての注射針を使⽤しているので使い回し⼼配はありませんが、輸⾎なども厳密な検査により安全性が確保されているので極めてまれなことですが、輸⾎による感染の可能性については完全に0とは断⾔が出来ないそうです。
⺟⼦感染
HIVに感染した状態で妊娠や出産、授乳する際にHIVに感染させてしまう可能性があるということ。
予防のためのケアや治療によって⺟⼦感染の割合は⼤幅に抑えることができるそうです。
妊婦検査の時のHIV検査の実施もされているので、もし感染してしまった場合でも医師の指導のもと治療薬を飲んだり、⺟乳を与えないといった適切な指導での対策を取ることで⾚ちゃんへの感染を防ぐことができます。
HIVの感染の⼼配がないこと
- 咳やくしゃみ、汗、なみだに触れる
- トイレの便座に座る
- 電⾞の吊り⾰、階段の⼿すりにさわる
- 職場や学校⽣活/⾵俗のお仕事は例外なくできません
- カラオケのマイク
- お⾵呂やプール、洗⾯台の使⽤
- 飲み物の回し飲み
- 感染した⼈を刺した蚊に刺される
- 感染した⼈が調理した⾷べ物や飲み物をとること
これだけ書いても間違った知識や偏⾒を持つ⽅もいるので書き出してみました。 ただ、普通のお仕事に影響がないとはいえ、 粘膜接触をする⾵俗のお仕事は感染の危険性があるため働くことはできません。 HIVは性交渉の経験があれば誰にでも感染する可能性があるということは知っておきましょう。
HIVの予防薬があるって知っていますか?
PrEP『プレップ』という予防薬があります。
プレップというのは病院でしっかりと診察してから購⼊することができるので、気になる⽅はプレップというお薬を検索してみてください。対応している病院で⾏きやすいところが⾒つけられます。
プレップはピルと同じようにスケジュール通りにきちんと服⽤することで性交渉での感染リスクを99%下げる効果があるそうです。
もう⼀つ!緊急の際の予防薬『PEP/ペップ』。
PEPとはHIV感染を予防するお薬で万が⼀性交渉の相⼿がHIVかもしれない・・という場合に緊急的にお薬を服⽤することで感染を妨げる効果のあるお薬です。
ピルを飲んでいる⽅であれば緊急避妊薬(アフターピル)などを知っていると思いますので、それと同じような使い⽅のお薬になります。
感染の可能性があった時間から72時間以内(3⽇以内)に服⽤することが必要であり、早ければ早いほど予防効果が⾼いとされています。
- HIV感染者または可能性のある⼈とコンドームなしで性交渉をしてしまった
- 医療従事者で針刺し事故があった
当てはまるようであれば近くのすぐに診察が⾏ける病院を受診してください。
今回は初めてHIV(エイズ)について触れましたが、間違った知識や古い認識のままの⼈が多いことや、⾵俗で働くといえば、『性病』だけ気をつけていれば良いんでしょ?という⼈もいるので⾃分の体を守る知識を知っておいてほしいということで書いてみました。
私が⼦供の頃に研究した時の内容よりもはるかに進んでいます。私がエイズというものを知って⾃由研究で調べたのは約30年近く前のことです。もちろん今回のコラムを書く際に予防薬『PrPP プレップ』は知っていましたが、緊急で予防できる『PEPペップ』の存在についても知ったので書いておきます。
正しい知識を知って古い知識や⾃分の知識をアップデートさせてください♪



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