ここ数年爆発的に増えてきているという『梅毒』という性病。私たち⾵俗のお仕事は性病と隣り合わせのお仕事です。いちごなびのコラムでも⾵俗で働く⼥の⼦が性病に対しての知識を知ってほしいため書いていこうと思います。
梅毒ってどんな性病か知っていきましょう
梅毒は『梅毒トレポネーマ』という病原菌に感染すると起こる性病です。ここ数年全国的に感染する⼈が増えてニュースにもなるほど。
原因としては⼀⾔で⾵俗が原因とは⾔えません。
最近ではSNSで出会って簡単に性⾏為をする⼈たちが増えているのも⼀つの原因です。私たち⾵俗嬢は定期的に性病検査をしているので、早期発⾒につながっていますが、⼀般の⽅はどうでしょうか?お客様にしろ、⾵俗で働いていない⼥性にしろ、定期的に性病検査をしている⼈がどれくらいの⼈数がいるでしょうか?
実際のところ、梅毒は症状が出ても初期の段階であれば本⼈に全く⾃覚がありません。少しでも性病検査の⼤切さや間違った知識での偏⾒を持って欲しくないので参考にしてもらえたらと思います。
梅毒の症状について
梅毒=保健所への届出が義務付けられている『五類感染症』の⼀つ。
⾵疹やはしか、破傷⾵などと同じ分類にされているもので感染者がいたら7 ⽇以内に保健所に届け出なければいけないという扱いになっています。
梅毒の感染経路と症状についての段階
梅毒は全部で4期までの症状が分かれています。
【第1期】
感染してから3週間前後で感染した部分(性器や脣、⼝の中や肛⾨など)に硬いしこりのようなものが出来たり、肌がただれたりする。
【第2期】感染から約3ヶ⽉〜約3年続いて⾃然に消える。
⼿⾜や体全体に⾚い発疹が出る。
・バラ疹
ピンクっぽい⾊で薔薇に似たような丸いアザのようなものが出る。
うっすらピンクっぽい形状が出る・⾚くポツポツと⽪が剥がれているようなタイプが出る。
・丘疹性梅毒疹(きゅうしんせいばいどくしん)
⾚みがあり、⽪膚に少し盛り上がりのある発疹。あずき〜えんどう⾖くらいの⼤きさ位。
背中・⼿⾜・腕・あし・お腹・⾜の裏・⼿の平などに出る。
・梅毒性乾癬(ばいどくせいかんせん)
通常の乾癬(肌が乾燥して⾚い斑点で痒みがある)タイプと梅毒が原因でなる梅毒性乾癬は⾒た⽬では⾒分けがつきません。ただ違う点といえば梅毒性の乾癬ではカユミや痛みがありません。
・梅毒性⽖炎・⽖囲炎(ばいどくせいそうえん・そういえん)
⼿⾜のツメ、ツメ周りの⽪膚が⾚く腫れる。
・梅毒性アンギーナ
喉の奥の扁桃周辺に炎症が起きて腫れる、⾚くなる、ふやける症状が出る。
・梅毒性粘膜疹(ばいどくせいねんまくしん)
⼝の中の粘膜部分、喉の粘膜部分、唇に炎症が起きて⾚や⽩っぽい⾊に腫れる。
・梅毒性⽩斑(ばいどくせいはくはん)
⽪膚の⾊素の細胞に障害が起きて、⽪膚の⼀部や⽪膚の複数の場所が⽩くなります。
・膿疱性梅毒
体の中⼼から全⾝に膿を含んだイボが出る。免疫⼒が低下していたり、体内の環境が悪くな
っている時に出やすい。
・扁平コンジローマ(へんぺいこんじろーま)
ピンク⾊〜グレーっぽい平らなイボが性器や肛⾨周辺にできる。⾒た⽬的に性器ヘルペス
と間違いやすい。
・梅毒性脱⽑
髪や眉⽑などが抜ける。脱⽑が進んでしまうと、まだらになってしまうことがあります。まつ⽑も脱⽑してしまう場合があります。
【第3期】感染してから3年以上経過。
今ではここまで放置してしまうことはないと思います。
・結節性梅毒疹・ゴム腫
⽪膚の組織や⾻部分、筋⾁などに⼤きく硬めなしこりができます。ゴム腫とは細胞の組織を破壊してしまうので、漫画などで描かれている『⿐がもげる』というのは⿐の⾻が破壊されやすいので昔はここまで進⾏してしまうことがあったそうです。
【第4期】末期症状 10年以上経過
梅毒が放置していると重い症状になってしまいます。
脳、⼼臓、⾎管や神経、⽬などにも進⾏が進んでしまい⼤動脈瘤や動脈破裂、進⾏性マヒや記憶障害などが起こります。⽇常⽣活を送ることが難しくなり、最悪死に⾄る場合もあります。近年では第3期と同様にこの症状まで進んでしまう⼈を⾒かけることがないようです。
梅毒の検査⽅法
⾎液検査 ・細菌検査 (⽪膚科・感染症科・性病科・泌尿器科・産婦⼈科)
⾃治体によっては保健所で無料で検査をおこなっているところもあります。
※感染後すぐだと正確な検査結果が出にくく、梅毒の疑いがある⽅と性的な接触があってから4週間ほどを⽬安に検査を受けると良いと⾔われています。
※毎⽉の性病検査ででない場合でも症状が出ている場合はすぐに病院でしっかりと検査をしてもらってください。
梅毒にかかった時の治療法
投薬治療
・第1期の場合:2〜4週間程度
・第2期の場合:4〜8週間程度
・第3期の場合:12週間前後
注射治療/ステルイズ筋注射
約2万円ほど。(病院によっては価格は異なります。)
1回の筋⾁注射で治療が完了。1ヶ⽉後に再検査をして数値が下がれば治癒したと判断されるようです。



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