今回は前回のコラムの続きでいろいろな場合を想定した『急所と実践⽅法』を書いていこうと思います。⼈間にとって急所というのは攻撃をされると痛みを感じる部分であり、攻撃をされるといのちに関わる⼤事な部分です。⼈間の体の急所を知っておくだけでも⾃分のことも守ることができるし、もし⾃分が逃げないといけない時に『どこを攻撃したら逃げられるか?』という参考になるので覚えておうと良いと思います。
体の正⾯にある急所
これらの部分は相⼿も急所ですが、⾃分も急所なので覚えておいてくださいね。あくまで⾃分が怪我をしないで脱出できることが理想です。男性の⼒でやられたら痛みで体がすくみます。
いちはやく鍵がかかる場所として、トイレやお⾵呂場に逃げる。もし鍵がかからないのであれば部屋の外に逃げ出せるように。仕事でホテルなどを使う時は準備の間に確認しておきましょう。
⾃分にダメージが少ない打撃⽅法
掌底(しょうてい)
⼥の⼦の⼿でパンチをしても⾃分の⼿を傷めてしまうので掌底で振り払うようにしてください。ネイルなどもしていると思うので、パンチをすると⼿のひらも怪我をします。ネイルが⻑い場合は⼿のひらをまっすぐに開いてやればOKです。
パンチと同じやり⽅ですが、⼥の⼦でも⼒が⼊れやすいので相⼿へのダメージはかなり⼤きく、⾃分の⼿にダメージが少ないことが最⼤のメリットです。相⼿に当てる瞬間に⼿⾸をすこし内側に捻ることによって相⼿へのダメージのパワーが増します。
勢いよく顔を覆う感じで打ち当てます。とっさに⼿が出てくると⼈は⽬をつぶったり避けようとするので〝逃げなきゃ!〟と感じたらアゴに当てるように⼿を出しましょう。
⾄近距離で逃げ出したい時
⽬に突っ込む
相⼿の顔を両⼿で挟んで親指で⽬を突くように押す。
これは本当に危険な場合で⾃分の上に⾺乗りになられた時などに使うようにしましょう。⽬に強い⼒が加わるとしばらく視界が悪くなるので、その隙に逃げる!
のどぼとけを狙う
上記に書いた掌底(しょうてい)でのどぼとけを狙います。
男性はのどぼとけが出ているので強い⼒で叩かれたりすると咳き込んだり苦しくなるので、そのうちににげる!
ハンマーフィスト
⼒のない⽅でも重いパンチになります。しかもコブシではなく握った⼩指側の底部分をハンマーのように使う攻撃になります。
相⼿が真横だったり下⽅向だったりしたときはこのハンマーフィストがかなり使えて、⼒のない⽅でも⾃分の体重を乗せて相⼿へぶつけることができます。
横に⼿を振り払うようなイメージでやります。素早く動けるので振り払う時も有効です。
相⼿が⾄近距離にいる状態で当てればかなりの確率でダメージは⼤きいです。かまわず顔⾯、急所に当てに⾏きましょう。⼈間の顔の側⾯は思いっきり振動が加わると⼀瞬でもクラっとします。その隙に逃げることが⼤事!
⼿を掴まれてしまった場合
★右⼿を掴まれてしまったとき
1.⼿をV字に開く
2.相⼿の⼿⾸にV字に開いた⼿をひっかける
3.そのまま上へ⼿を持ち上げ腕の下をくぐると簡単に向けられます
別バージョン
1.⼿を開き親指側の⼿⾸を相⼿の親指と他の指の境⽬に向けて回転させます
2.そのまま肘を上に向け相⼿の肘に近づくように動かすとテコの原理で⼿⾸から掴んでいる⼿を簡単に引きはがせます。
これは⼿を掴まれた時にさっと外して逃げるためのやり⽅です。男性の⼒で掴まれて引っ張り合いをしても簡単には抜けないので、外せるようにスタッフさんで練習してみてください。
後ろから抱き着かれたとき
男の⼒は後ろからだとなかなか振り払えないので、最⼩限の動きで回避
1相⼿のつま先めがけて思いっきり踏みつける
2上半⾝を捻りながら肘で相⼿の脇腹をめがけて打ち込む
前から抱き着いてきたとき
1持ち上げられないように腰を低くします
2相⼿の腰あたりを掴んで膝で蹴ります
肩を組んできたとき
1肩に置かれた⼿と空いての背中に⼿を付ける
2相⼿側にある⾜を相⼿の後ろにずらす
3⾜をずらすと同時に腕の下をくぐり前に相⼿を押し出す
髪をひっぱられた時
1前から掴まれたら両⼿を頭より上に組んで引っ張っている腕に叩きつける
2 そのままお辞儀をするように頭を下げる→髪を引っ張っている⼿に重⼒がかかるので倒れやすくなります。
この時には⼿が離れているはずです。
護⾝術は普段からイメトレするだけでも良い
いざという時に使えるようになるには練習が必要だし、怖いとどうやっていいのか忘れてしまいます。仕事の帰りなど、夜道で絡んできたりするかもしれません。
安易にナイフや武器を持っているかもしれないので、このような場合は『⽕事だー!』って叫んで逃げることでも自分の身を守れます。
普段持ち歩いている物にも武器になるものがある
- ベルト・バックル部分を垂らし鞭のように使う(こめかみ・⼿・顔)
- 時計・⽂字盤部分をコブシにあてナックルのように使う(こめかみ・⼿)
- バック(攻撃を避けたり・そのまま急所に当てたりする)
- 雑誌(武器から⾃分を守る盾・⾓を使って急所に当てる・⼿に当てる)
- ボールペン・刺す勢いで攻撃に使う(⽻交い絞めされたりしたときに)
- 傘・⻑いので振り回し当てる。刺す勢いで突く
- 鍵・抱え込まれたりしたら相⼿の⼿の甲に突き刺す
- ヒール・相⼿のつま先めがけて踏みつける
- 制汗スプレー・催涙スプレー代わりに⽬に向けて使う
- キーホルダー・⾦属が使われているものなら攻撃⼒は⾼い
結構⼥の⼦の私物って使えるものがあるのでパニックにならないで使えそうなものは覚えておいてくださいね。



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