
⾵俗のお仕事を始めてから⾃分のアンダーゾーンを洗う機会が増えたと思いますが、洗いすぎは禁物!常在菌(体にとって⼤切な菌)まで洗いすぎによって流してしまうと、カンジダや細菌性膣炎になってしまう可能性があります。
それ以外も洗いすぎでアンダーゾーンが乾燥して傷つきやすくなってしまうなどの問題もあるので、⼀緒に学んでいきましょう。
アンダーヘアのお⼿⼊れ
基本的に脱⽑に通っている⽅はある程度、⾃分でお⼿⼊れすることがないと思いますが、⾃分でケアをしている⼈はカミソリなどで処理をしている⼈が多いのではないでしょうか?
カミソリでお⼿⼊れすると肌荒れの原因に…
⽑⽳がポツポツしたり、剃⼑負けしてヒリヒリしてしまうなど肌がデリケートな部分なので脱⽑クリームを合わせて使うようにしてみてください。どうしてもカミソリを使う際は、デリケートゾーンの保湿をまめに⾏いましょう。カミソリでの処理をする時は素股の際に少しでも時間が経つとチクチクするので上⼿に⼿でカバーするようにして⾏ってください。
⼥性の会陰も保湿をすると良いことだらけ!
会陰の薄さは指と指の間の⽔かきくらいの薄さです。この部分がしっとり潤うくらいマッサージしてみてください。


会陰?⼥性にもあるの??聞き慣れないけど…
⼥性にも会陰部分があって、この部分をマッサージすることで裂傷などを防ぐことができます。⾵俗のお仕事では1⽇のシャワー回数や触れられることが増えるため、どうしても乾燥や摩擦で性器周辺が乾燥してしまします。
⼀般的に知られているのは出産の際の会陰マッサージですが、性器部分も使う⾵俗のお仕事をしている⼥性でも、会陰マッサージは性器部分のお肌をケアするにもおすすめです。
会陰マッサージのやり⽅
準備するもの
- カレンデュラオイル(キク科のアレルギーの⼈はベビーオイルなどでOK)
※痒くなる場合があるのでパッチテストをしてから⾏ってください - コットン20枚くらい
- 蓋が閉められる容器
蓋が閉められる容器にコットンを20枚くらい⼊れてオイルを注ぎます。
コットンの表⾯にしっとりとにじむくらいが⽬安です。

1:オイルが垂れない程度に軽く絞って会陰部分へ滑らせるように、Uの字に2~3往復や
2:次に会陰部分をクルクル円を描くように会陰を優しく撫でます。
3:会陰マッサージに使⽤したコットンを広げてナプキンかパンティーライナーにコットンを挟み就寝してください。
オイルパクをするような感じですが、早い⼈であれば次の⽇に性器全体がプルンッとした感触に変わります。
デリケートゾーンの乾燥は⾃分のためにも防ぎましょう
最初にも書きましたが、性器部分が乾燥しているとお客様からの指⼊れやヒゲのチクチクなどで傷がつきやすくなってしまいます。肌の表⾯に傷がつくと性病リスクも⾼まるし、雑菌のリスクなどもあります。会陰の保湿をしておくことでシャワーでの乾燥からも保護されるので定期的にやってみてください。
私の場合は
⾵俗のお仕事をする前に出産経験があるのですが、デリケートゾーンをカミソリでお⼿⼊れしていた時期が⻑く性器全体に乾燥をしていました。アトピーなこともあり、剃⼑負けはしょっちゅうで⼤陰唇のところも寝ながら引っ掻いてしまったり、かさぶたが出来ていることもありました。
最終的に⼀番乾燥していたことを後悔したのが出産の時に会陰だけではなく、⼤陰唇や⼩陰唇の部分まで裂けてしまった経験があります。この時に医師に⾔われたのが『性器全体が乾燥をしている』ということ。もっと早く会陰マッサージをしておけば縫い傷だらけにならなかったと思います。
ヘルスでお仕事をしてから特に感じたデリケートゾーンの乾燥。何度もシャワーでゴシゴシ洗ってしまったことや、指⼊れなどもすぐに出⾎をしてしまうことなどで会陰マッサージをするようになりました。カミソリ負けなども保湿をしっかりと⾏ってから、傷つくことが少なくなりました。
同じような悩みの⼥の⼦にも
最初の頃ってデリケートゾーンの⿊ずみなど気にする⼥の⼦は多いと思いますが、最初に⾒直して欲しいことが会陰マッサージ・保湿です。乾燥してしまうと摩擦などで⿊ずみの原因にもなるので、会陰マッサージと保湿でプルプルなアソコにしておきましょう。
顔や体の保湿はたくさんの記事があると思いますが、デリケートゾーンの保湿などの情報は妊婦さん向けのものが多いと思います。妊婦さん以外の⼥性でも会陰マッサージについてはどの⼥性でも取り⼊れてもよい⽅法です。
乾燥は百害あって⼀理なし
今回のコラムはアンダーゾーンのお⼿⼊れとして保湿と会陰マッサージについて書いてみました。シャワーの頻度も上がるし、触られる頻度も増えるのでヒリヒリしたり痒くなったり傷つきやすくなってしまう前にやっておきましょう。毎⽇のお仕事のたびに⾃分のケアもしてあげてください。
